2012年2月26日日曜日

第十五回メディア芸術祭 みてきた

六本木・国立新美術館で開催されている
第十五回メディア芸術祭をみてきました
(開催期間が短いので急いでテキストにしてみました)



メディア芸術祭とは
文化庁が開催している試みだそうで。
・アート
・エンターテインメント
・アニメーション
・マンガ

この4つの部門ごとに
大将・優秀賞・新人賞
という賞が送られるそうです。
(あと功労賞というものもあります)

このような賞を取った者の作品の展示はもちろん。
審査委員会推薦作品といって最終審査に残っているものも含め展示されており
この1年でどんなものが流行ったのかとか、生まれたかがわかるといった感じでしょうか。


通して僕の印象は
宇宙でした。


それはマンガでの大賞が土星マンション
エンターテインメントの大賞がSPACE BALLOON PROJECT
だったからです。

この1年でやはり日本といえば地震からの一年でした。
どうメディアが育つか。だったのではないでしょうか。
マンガ部門でしりあがりさんのあの日からのマンガが優秀賞に残っていたり
アート部門のつながる天気と言った震災にかかわるものが賞をとっていてそれはそれで不快のですが、

宇宙に思いを馳せるという部分が大きいのではないのかなと見ていて感じました。

たまたま今僕は「宇宙兄弟」というマンガを読んでるんですけど

すごく未知な世界なんですよね。

すべてが新しいんです。

希望や未来。すごくそういう意味では力であふれている。
月での重力は6分の1で、どんな感じなんだろうと道をテクテク歩きながら思ったりします。

その考えてるときにとてもワクワクするのです。
地震という大きなことはあったんだけど、宇宙のことを考えてみたりすると
すごく未来が明るく感じました。
なんだか素敵なことが生まれそうで。
また来年の芸術祭では何を感じさせてくれるんでしょうか。
楽しみです。

技術的な話だと凄くキネクトのこれからが気になりますね。






















この作品はSoakという作品なんですが
バーチャル的に伝統的染物ができるというもので
この布の下にキネクトがあって触ると染物をするかのようになるというもので
すごくおもしろくて
バーチャールコントローラーはいろいろこれから伸びしろがありそうですね・・・


僕が一番凄く感動したのが
メディア芸術祭の中でも
成果発表展として出口近くに展示してある
「ゲームキョウカイ」
でした。

















写真のようにゲームアンドウォッチからキネクトまでが一続きの世界になっており
実際に操作して進んでいくもので
自分がやってきたゲームの流れを汲んでて
すごい!!の一言でしたね。
ハードの中でも思い出のあるようなソフトの場面が出てきたり
(セガサターンがストファ風だったり)
その世界を進めば隣の画面に行くという
考えるけどやらないよなあと思うもので
それが具現化されて
できるというこの仕組みはゲームが好きな僕からしたら凄く心からうれしいものでした。
ぜひ行ける方は体験してもらいたいです。


メディア芸術祭は3月4日まで開催ですので是非足を運んでみてください。
自分の中で新しいアイデアが生まれるかもしれません。
アイデアに触れることでアイデアは生まれると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿