2015年12月8日火曜日

少々の昔話と今の話

ブログではお久しぶりです。にんどりでございます。
体験型イベント Advent Calendar (詳しくはここから見てね)
の企画として2015/12/8の担当をさせてもらおうと思い書かせてもらいます
去年も書こうと思ってたら枠埋まってたので
今年は書こうと思って早めに日程抑えました(あんまり内容は考えてなかった)

簡単に自己紹介します
名前は「にんどり」と申します
僕は現在22歳で謎解き制作やイベント運営を主に仕事にして生きております
最近では零狐春に加入したので最近知った方も多いと思うんですが、
大学進学せずに謎解き業界で細々と4、5年働いております



予定にはこう書いてはいたんですが、結局は何書こうかは未定だったので
予定を少し変更して、「少々の昔話と今の話」として書きます

少々、昔のお話です
高校2年生の僕が謎解きに出会ったころのお話です

僕は謎解きにデバッグ(カルカルのマジックショーからの脱出です)に参加して
「これは僕がやりたいことかもしれないし、学校の経費で作るならリスクもない!!やってみよう!!」と思い、文化祭でワードを駆使し、謎解き公演を制作しました

「奇妙な図書室からの脱出」という名の60分公演で
図書委員だった僕が1人で制作したもので
現在の僕がこれを作ったら自分に怒鳴り散らすレベルのものでした
(謎とかも全然ねえ、構成力が本当になかったですね)

もちろん当時の謎解きの環境は全くまだ発展途上な状況
「謎解きって何???迷路???」っていうのがごく普通の反応でした

当然、公演を作ってもほとんどのお客さんも入らず、結局悔しい思いをしました
僕の心はボキボキ折れてたのですが公演に来てくれた小さな女の子が
面白かった!!と言ってくれたのでなんとか僕の一命が取り留められました

それから4、5年が経ち、まだ僕は謎を作ってます

その時に遊んでくれた女の子は、
謎解きが少し浸透した今、遊んでくれてるのかなとも思うことはあります
(遊んでくれてたら嬉しいですけどね)

この4、5年で謎解きの環境は大きく変わってると思います
高校からそのまま4、5年謎を作ってるっていうのは僕しかいないと思うので
僕の目線を最後にちょっと書きたいと思うんですけど

今の状況は僕にとってすごくうらやましい世界です

需要と供給がそれなりにあるので
多少埋もれてしまうこともあるとは思うんですけど
昔より全然作り手が作りたいと思って作れば解いてくれる人がいるし
謎解きを求める世界があるなと

当時の僕はそうなってほしいなあとは思ってはいましたけど、
現実的に考えてそうなるとは思ってなかったんですよね
今の文化祭の情報とか見たらすごく謎解きやってて
大学生に限らず、高校生の子たちも制作してて個人的にすごく嬉しいです

なんでも発展するには条件っていうのがあるとは思うんですけど
謎解きの発展には製作者の増加も必要だと思ってます
増えることで多様な謎が生まれるていくと思いますし
もちろん、僕も負けたくないのでこれからも作り続けるつもりです

ぜひ、気になってる人は謎を作ってみましょう
心折れてでもやってみて欲しいです(多分一回折れるぐらいがちょうどいいです)
どこがどうなって面白いもんって作れるかわかんないですし
もっとみんな謎作りましょう!!!っていう締め方で終わりにさせてもらいます

読んでくださった方ありがとうございました!
















PS だからと言って、僕みたいに大学進学せずに謎作るのやらないほうがいいですよ。
ギャンブルみたいだし、就職って大切だよ!

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